家づくりへのこだわり

RYUKENは、高知を中心に自然素材にこだわった家づくりをご提案している工務店です。
セルロースファイバーとMOISS(モイス)を標準仕様とした「呼吸する家」をコンセプトにプランを提案しています。

セルロースファイバーについて

セルロースについて

RYUKENの標準仕様として使用している自然素材の断熱材セルロースファイバー。その優れた性能・特徴・施工性から自信を持ってお勧めしています。

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MOISS(モイス)について

セルロースについて

RYUKENの標準仕様として使用している天然素材の不燃耐力面材MOISS(モイス)。木材とセルロースとの相性が良く、より多くの優れた性能を発揮できる環境を実現できます。

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なぜ自然素材にこだわるのか?

こだわり1自然

 

 

私たちが自然素材にこだわる理由は、木のぬくもりや温かみある空間づくりができるということはもちろんですが、毎日過ごす空間にあるものが身体への健康被害を及ぼすようなことはあってはならないと考えているからです。

「身体への健康被害を及ぼす」とは?

「シックハウス症候群」という言葉を聞いたことがあると思います。
ホルムアルデヒド」という毒性がある物質が原因で起こる健康被害のことです。この物質は現在の住宅のほとんどの部分に使用されています。それは「新建材」を使用して建てられているためです。

新建材とは?

新建材とは石油を原料とした化学建材のことです。
寸法、製造方法などを規格化し工場で大量生産されており、製品として安定した提供ができ、低コストで、すぐに手に入りやすいというメリットがあります。他にもデザインの豊富さ、メンテナンスの容易さなどがあげられます。

しかし、現在では新建材に含まれる有害な物質が人体や環境の問題を引き起こしています。

こだわり2新建材例

健康被害

アレルギーをはじめ健康被害の主な原因となる「ホルムアルデヒド」は使用の制限に留まっており、F☆☆☆(エフ・スリースター)や、F☆☆(エフ・ツースター)といった表現で、(星)の数が多いほど、ホルムアルデヒドの発散量が少ない建材であると評価されています。

法律上、F☆☆☆☆(エフ・フォースター)の建材であれば、問題となるホルムアルデヒドの発散量が基準を超えないとされており、使用量に制限がありません。規制されていないというだけで、健康被害の可能性のある物質が使われているということになります。

廃材の処理問題

代表的なものとして「アスベスト(石綿)」があります。

ガンなどの危険性が高く、初期症状が10年以上経過して所見が見られることが多いため危険視されることとなりました。
現在では生産、使用は禁止されていますが、2006年以前に建設された建築物には断熱材や屋根材をはじめ、さまざまな建築材料に含まれている可能性があり、近年では住宅などでもリフォーム等の際には調査義務などの法改正が行われました。

また、現在でも一般的に使用されている「石膏ボード」も処分の際、解体の際には分別が必要であったりお客様の費用の面で負担が大きい材料です。

なぜ新建材が使用できるのか?

新建材が有害物質を含んでおり、使用量に規定があること、環境に悪影響を与えていることがお分かりいただけたと思います。

では、なぜ新建材を使用できるかというと、
24時間換気設備」の設置を建築基準法で義務化し、計画的に換気することが定められているためです。

 

 

こだわり3換気扇

24時間換気設備とは?

昔の住宅は、障子や襖といった通気性の良い住まい作りが主流でした。しかし、より良い居住環境を求め、気密性や断熱性を追求してきたために前述した新建材の普及とともに、アスベストによる重大な健康被害や、ホルムアルデヒドによるシックハウスなどが報告されるようになってきました。

そのため、健康的に過ごすために考えられたのが「24時間換気システム」で、設置の義務化となりました。

高気密化して換気経路をコントロールすることで有害物質が発散されても、一日中計画換気するというシステムです。

ですので、現在の「高気密化」というのは、換気経路を確保するために行われています。

 

24時間換気設備の問題点

ランニングコスト

こだわり4問題コスト

機械設備ですので、お客様自身によるメンテナンスが必要不可欠です。フィルターの交換を疎かにしてしまうと本来の効果を発揮しなくなり、電気代などランニングコストの増加につながります。
そして、フィルターの訪問販売などによる高額な請求にも気を付けなければなりません。

また、災害などによる停電時にも停止することが考えられ、復旧方法などお客様自身がしっかりと機器についての知識が必要とされます。

空き家問題

24時間換気設備の問題点

空き家問題は近年特に注目されており、空き家活用に取り組む必要がありますが、24時間換気設備は電力が必要なため、使われなくなった期間は計画換気がされていない状態となります。さらに、高気密化により湿気などが溜まり、いわばレインコートの中のような環境です。そのため、湿気による木材の不朽や、シロアリ等の害虫による腐食が進み、たとえ入居者が決まったとしてもリフォームでは修復できる範囲におさまらない事態になります。
腐食する部分は目に見える部分ではないことが多いため、入居してから気づくことが多く、中古物件の購入をご検討されている場合とても注意が必要です。

         だからこそ、自然素材による住まいづくりを大切に

最適なプランニングに向けて

以上のことからRYUKENでは、新建材ではなく、そもそもホルムアルデヒドを含まない、自然素材による住まいづくりを大切にしています。

自然素材のメリット

こだわり5メリット

自然素材のデメリット

最適なプランニングに向けて

もちろん、自然素材にもデメリットはあります。
お客様に直接関係することは、やはりコスト面への影響です。
優れた多くの特徴を持っているため、
コストの面では新建材には全く歯が立ちません。しかし、初期コストをかけておくことで後々のメンテナンスの際に、無駄な費用を抑えることが可能です。メンテナンスを定期的に行うと日本建築や社寺建築のように数100年と維持することも夢ではなく、資産価値の向上にもなります。

以上のことを踏まえ、お客様のご要望に応じた間取りであったり、設備を取り入れることはもちろんのこと、「室内に露出している床材や内装だけ自然素材にする」「壁一面だけアクセントに塗り壁にしてみる」など少しでも自然素材を活用できるように予算に応じて提案をさせていただきます。

無垢の床材(標準仕様)

こだわり6無垢

床は普段から直接触れる部分です。肌で直接暖かさを実感していただきたく全室無垢のフローリングを標準仕様としています。

種類もたくさんあり、サンプルもありますのでお気軽にご相談ください。

無垢の建具

内部建具はインテリアのイメージを左右する重要な要素でもあります。無垢フローリングと相性が良く、オーダーメイドですので、さらに温かみであったり引き締めたデザインへとすることができます。

また、傷がつきやすい部分でもあります。既製品のように表面をコーティングしているものでは凹むと内部の材が見えてしまい補修がなかなかうまくいかないことが多いです。
無垢材だと木そのものですので、目立ちにくいのため、お子様がいるご家庭や、ペットを飼われているご家庭におすすめしたい内容です。

自然素材の内装材

焼杉仕上げ、無垢板張り・珪藻土塗り・漆喰塗り・モイス内装材など予算の許される範囲で取り入れていきたい内容です。
塗り壁は近年ではカラーバリエーションも豊富でアクセントにもってこいです。
壁一面だけアクセントで取り入れてみたり、夫婦のお部屋だけ全面漆喰塗りなどにいかがでしょうか?
特に、トイレや洗面脱衣といった水回りに採用することでカビや臭気の解消にもなりますのでおすすめです。

内部家具の造作

実は、ホルムアルデヒド「F☆☆☆☆」の製品は市販の家具にも含まれています。
できれば、造作の家具や、無垢材を使用したダイニングテーブルなどを使って生活していただけたらと思い、RYUKEN代表自ら製作しています。
オーダーメイドですのでお任せいただけた際についでに新調してみてはいかがでしょうか?